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フードを盛り付ける時には普通地面と平行のものに盛付けます。
でもそれでは近くに寄って覗き込まなければフードの美しさを楽しむことはできません。
海老や光物の魚達、マグロやサーモン、そして野菜たち、良く見るとなんて綺麗なものたちなんでしょう。
そんな素敵なものたちを彫刻の中に盛込んでみたくなりました。
フード達は御皿や盛付によってどんどん生き生きとして変わったものとなっていきます。
海を泳ぐ魚からできた鮨は海の絵の上に、空を飛ぶ鳥の羽の形の鮨は夕日の空の絵の上に、
太陽の側には太陽の巻物、風の匂いのする食物からの鮨の巻物は風の吹く場所に、それらを縦に盛付けてみました。
地面と平行にある緑のテーブルは緑の大地です。そこから緑のエネルギーが昇っていくのを表現しました。
「溶岩」という名前のメニューを盛ってみたり、途中の空間には「花火」という名前のメニューも盛ってみました。
これらはいつも私が見ているラグナビーチの風景です。
そんな中に自分のフードを盛付けて一緒にしてみたい、そんな「憧れ」を形にしてみました。
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